一本橋の教習で、アクセル一定半クラッチ、勢いよく乗り後輪ブレーキと技術的なことは試したのに、どうしてもふらついて落ちてしまう。なぜなんだろう・・・?そんな時にこの文を見つけました。
“中年以降の方は曲線よりも、一本橋が苦手な方が多い。なぜなら若いときよりバランス感覚(体幹)がなくなってくるからで、教官でさえ歳をとっていくと一本橋が前より苦手になる”
もし片足で手を広げてバランスを取った時にふらついてしまう場合は、体幹が弱いのかも・・・。そのせいで一本橋もふらついてしまうのかもしれません。
一本橋の基本は体幹
わたしが教官や若い方との体幹の差を感じたのは準備体操のときでした。深く開脚をする際に教官や若い教習生は手を地面につかずに出来るのですが、わたしはふらつくのでそっと地面に手をついて体を支えてしまうのです。
わたしは車のいない道路で、一本橋のときのように目線を上げて白いラインをゆっくり一直線に歩いてみました。すると、肩がゆらゆらと揺れてふらついていました。歩きでさえふらつくのにバイクの一本橋でふらつかないわけがありません。
体幹を意識する→おへそと股の間に体の中心をぐっともってくる(スポーツでいうパワーポジション)→すると白いラインをゆっくり歩くとふらつかずに真っ直ぐに歩くことが出来た
これを自転車で試してみても、やはりおへそと股の間の体幹を意識するとふらつかずに走れる事ができました。
体幹を意識し、一本橋は下半身で調節する
一本橋の練習の時に、教官からのアドバイスと体幹を意識したところ成功率が8割まであがりました。
左右のステップを使って、バイクのバランスをとる
みなさんバイクに乗る時、ステップへの足の置き方はどうなっていますか?常に後輪ブレーキペダルの上やシフトレバーの上に足先がかかったままになっていませんか?それは正しいやり方ではないそうです。
教官から、「一本橋の時、ステップを踏んでバイクの傾きを調節しましょう」とアドバイスを受けたのですが、そのとき気づきました。私は右のつま先を常に(後輪ブレーキを触らないように)必死で上げていたという事に!(そんな人わたし位ですかね😅)どうりで右足の付け根が痛い💧わけです・・・・。また常につま先をあげたままだなんて、バイクのバランスをとることに対して悪影響にちがいありません。
【一本橋で傾くときには、左右のステップも上手につかおう】
バイクが右に傾きそうになったら→左側のステップを踏む、左に傾きそうになったら→右側のステップを踏む
ステップを踏むということで下半身の体重移動が簡単にバイクに伝わりやすくなり微調節が可能になります。
アクセルとクラッチの繊細な操作のポイント☝️
また低速走行の際にとても大事な、アクセルと半クラッチを繊細に操作出来るようになるポイントを教わったので紹介します。
中年以降の鬼門といわれる一本橋ですが、バランス感覚(体幹)の衰えから苦手になる方が多いようでした。技術的な事を教えてもらってもふらついてしまう方がいましたら、体幹とニーグリップを強く意識して挑戦してみてください。
わたしも一本橋はとても苦手でしたが、このコツをつかんでからは成功率がとてもあがりました。また教官から教わったこちらの段階的練習法もおすすめですので見てみてください。
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