アラ還親父の教習日記

単身赴任先でバイク教習に通い始めた、アラ還親父(おばさんの夫)のつぶやきコーナーです。ゆるーく日記調に報告します。

ヘルメット

グローブ、プロテクター、ヘルメット、全部レンタルです。
ヘルメットはS,M,L,XLの4サイズ。
頭は決して小さくないという自覚はあります。
そしてLを試着。
ガーン!😱き、きつい。Lがきつい。
泣きながらXLにしました。
自分が思っている以上にでかいのでしょう。
そんなどうでもいい、むしろ
知らない方が幸せな事実を突き抜けられた教習初日でした。

峰不二子

女性の受講者も少なくない。
そして皆若く美しい子ばかりだ。
みんな、峰不二子に見える。セクシーだ。
私の妄想かもしれない。集中集中。

やさしい指導員

私の世代の教習所の教官のイメージは、横柄で嫌味で高飛車なイメージでした。
もちろん全員ではないし教習所によっても違うでしょう。

しかし私が30年以上前、普通免許をとる時はそうでした。随分ストレスに感じたものでした。
そんなトラウマ(?)がある私は今回この歳(アラ還)になって2輪免許をとる決心をするまで随分と時間がかかりました。
毎回すごい緊張しながらビビりまくって通っているのですが、1段階も終盤、どうも様子が違います。
どの指導員も優しいのです。そして褒めるのです。全員です。
「〇〇さん順調ですね 原付とか乗ってるんですか?この調子で頑張ってください!」
ははあ、これは時代だなと思いました。

今時は褒めて伸ばすスタイルが主流。スパルタなんて死語です。
ちょっと強めに出ればパワハラ認定のおそれもあります。
教習所もビジネスですからより多くの教習生を獲得するのに必死です。
そんなわけで褒められ(おだてられ)ストレス少なく通えるのは悪くないなあと思いながら通っています。

私はドジでのろまなカメ

なんと第1段階を最短時間で通過!
もしかして俺ってセンスある?
いやいや調子に乗ってはいけません。
実際全然できている実感がありません。

こんな感じで進んでしまっていいのだろうかとも思います。
いつも危うい感じ。そこで自らを戒めるためにこう思うようにします。
「私はドジでのろまなカメ」
そう、あのフレーズです。(知らない方はググってください)
教官!だめな私ですが厳しくご指導ください!

第2段階 シミュレーター、学科が2時限あります。
この2時間は同じペアで受けなければならないらしいです。
シミュレーターを終え、続けて次の時間、そのペアのSさんが遅刻しました。遅刻はアウトです。私一人では受講ができず。結局その時間はキャンセル扱いに。
Sめ ドジ!のろま!カメ!
Sさんのせいで以降のスケジュールは組み直し。

ついでに「もうちょっとここ練習しましょう。2時間追加しておきましょうね」

おっと!あわよくば第2段階もトントン拍子でと思ったら…
やっぱり私はドジでのろまなカメでした。
しかし年内取得も夢ではないぞ!

ビールがうまい!

季節はもうすっかり冬。街で見かけるバイクも少なくなりました。
わかります。この寒い中バイクで走りたくありません。
しかし教習は続きます。2段階も後半。あと少しですが、
寒いので行きたくなくなってしまいます。
しかしある楽しみを見つけ、自らを奮い立たせています。
そうです。教習が終わり帰ってから飲むビールが本当に旨いのです。
緊張やら疲労やら空気の乾燥やらで喉がカラッカラ。
ひと仕事終えた開放感もあります。
そこに流し込むビールが実に旨い!
旨いビールのためにまた通います。

バイクが恋人♡

そろそろどのバイクに乗ろうかと色々と調べ始めています。 
どんなタイプ、どんなカラーリングがいいか悩みながら探すのも楽しいものです。そしてだいたい絞られて来ました。
するとある感情が芽生えてきました。
このバイク本当に美しいなあ と心から思うのです。
いろんなアングルやカラーリングの写真、動画などを見てはため息をついてます。 これは恋に似ています。もう惚れています。
まだ片思いですが思いは募るばかりです。 「バイクが恋人」なんて言う人がいます。
何でやねんと理解できずにいましたが、今はわかります。
この恋が成就したらどうなっちゃうんでしょうか。

コケた

二段階もあと二時間。見極めクリアすれば卒検というところまで来ました。 
私の課題は急制動。40km/h出してから止まらないといけないのですがビビってしまってスピードがでないのです。
しかし何度も練習させてもらってだいぶできるようになりました。
そんな時さらにスピードアップ!と思い切り上げていくと
スリップ、転倒!
腰、肩を激しく打ちました。
制動が効かないとこうなるのだと身をもって体験しました。
少々痛みはありましたが大したことはないと判断し教習を続け次の時間見極め合格! 
晴れて教習終了!
残すところ卒業検定のみ!
翌々日卒検の予定。しかし翌日、肩が痛い!腕が上がらない。
これはやばいかもと思い接骨院にいくと、肩甲骨と腕の骨の接続部分の靭帯が一部切れズレていると。そりゃ痛いわ。骨は大丈夫そう。
卒検はキャンセルしました。

残念ですが年内卒業は断念。年明けに持ち越しです。
意外と慎重派だったわたしですが、まさか教習で怪我をするとは…
来年万全を期して卒検に臨みます!

卒検

年が明け、最後の教習から2週間が経った。

転倒で怪我した肩はまだ痛いが、バイクの運転ぐらいなら支障がない程度にはなった。

さて、転倒はしたがなんだかんだ言っても順調で、この歳で2時間オーバーで卒検を迎えられたのは奇跡かもしれない。しかし相変わらず自信が持てない。果たして受かるだろうか。

前日YouTubeで卒検合格のポイントを見まくりおさらいした。一夜漬けだ。

そして当日。順番は1番。緊張はMAX!コースを間違えてもやり直しができ、減点にもならないという。

しかし間違えたくない。繰り返し頭に叩き込んだ。

…つもりだっったがいきなり、S字に入りそびれて通り過ぎた。手を上げ指示に従いぐるっと回ってS字からやり直し。

ここで焦ってはいけない。気を取り直してとにかく無心でコースを走った。完璧を目指さなくてもいい。ギリギリ合格点に達すればいいのだ!

その後、踏切でエンスト。急制動は規定の40km/h出ていなかったかもしれない。スラロームはニュートラルに入っていまい後半は惰性で乗り切る。

ああダメかもしれない。5人全員終わるまでなんと長く感じたことか。

終了後、教官から案の定スピード不足やエンストのことを指摘された。そして発表まで控室で待機。約一時間。半ば諦めていた。

発表!

教官が現れおもむろに「発表します。全員合格ですね。おめでとうございます。では手続きの説明をします…」

さらっと言われたので一瞬キョトンとしてしまった。だがじわじわと喜びが湧き上がる。こんな感情は何十年ぶりだろうか。大学入試以来か。(40年近く前)おそらく減点がギリギリ不合格ラインを超えなかったのだろう。

だがもう点数なんてどうでもいい!受かったのだ!これでライダーまであと一歩!

にやけて緩んだ顔で帰路についたことは言うまでもない。
単身赴任のため家族に直接喜びを伝えられないのが残念だった。

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