教習所時代、小回り低速Uターンが不得意すぎて転びまくったわたし。その低速での特訓コースである『バランス』に挑戦して参りました🔥
ホンダライディングスクール『バランス』の内容とは?
一応レベルとしては、初中級コースの講習となるようです。『HONDA セーフティスクール』『バランス』に挑戦してみることにしました。
ホームページによると『路上でのUターンや低速バランスなど、苦手な方も多いはず。そんな悩みを克服するためのコースです。』とあります。これはわたしにピッタリではありませんか・・・・💧
今回は前回と違い休日だったため、初級コース、スラロームコース、オフロードコースなど他のコースの講習の方も沢山いて大盛況でした。どのスクール生かはゼッケンの色が違うのでわかります。
本日の『バランス』のスクール生は白いゼッケンで9名。わたし以外全員男性で、ミドルエイジが多かったです。そして教官は前回『初中級』でお世話になった、ほんわか教官でした!
本日は赤いCB400sfを借りた
今回はスクール生が多かったためほとんどのバイクが出払っていました。その中で最後の方の何台かのCB400sfで赤い可愛い一台を借りることにしました。一番不得意な低速走行『バランス』。教習所時代のトラウマがよみがえる。コケたくないなあ・・・。
わたしはスクール3回目なので、やっとブレーキランプと空気圧の点検もササッと済ませることができました。
ライディングスクール『バランス』の練習とは?
一番初めに教官がおっしゃいました。
今日は遅ければ遅いほどよいという講習です!みなさん無理せず頑張りましょう!
【バランス】もバイクで公道である土手を超えて移動し、土手の先にある「本コース」で開催とのこと。慣らし運転の後、土手を越えた先にある本コースへ。そこにはなんと久しぶりの『一本橋』とご対面。
【初めて出会った、変形一本橋】
そのコースには見たことがない変形一本橋もありました。
- 普通のサイズの一本橋 ←ひさしぶり!
- スリムな一本橋 ←やってやろうじゃないか
- ジグザクコースの一本橋 ←渡れる気がしない💧
- 半円形の一本橋(断面図が半円)←マジ!?
変形一本橋は最後まで渡れませんでしたが、普通の一本橋とスリムな一本橋は、かなりゆっくりと渡ることが出来ました!教習所時代はあんなに苦手だったのに知らないうちに上達していました。
【轍体験の溝コース】
また轍にはまった体験ができる溝コースもあったのですが、これが恐ろしい・・・。ハンドルがとられて足をつかないで渡るなんて無理・・・。みなさん苦労していました。
激ムズの仕上げのバランスコース
他のコースのスクール生が気持ちよさそうにスピードを出してバイクを走らせている中、私たち『バランス』のスクール生はひたすら1速の低速で走行。AM10:00 〜PM16:30の間クラッチとの戦いです。
【Aコース】スタート→一本橋→狭い一本橋→ジグザク一本橋→半円形一本橋→ジグザグに置かれたパイロンをゆっくり曲がる
【Bコース】波状路→轍コース1→狭い轍コース2→ランダムに置かれたパイロンのコース(Uターン含む)
AコースとBコース、好きな方を選んで練習していきました。バイクのアスレチックのようです。
- ゆっくりコーンの周りを曲がる時は、前輪ブレーキと後輪ブレーキを使って減速→半クラッチ
- ゆっくり小回り→バイクのバランスが崩れそうになったら、半クラッチを開けてつなげ気味にしバイクを起こす→その繰り返し→半クラッチの操作だけでバイクの低速時のバランスが取れるように練習
- 低速時で曲がるときは、いつもより前傾姿勢にしハンドル〜肘が丸く弧をえがくように
【わたしにとって難しかったこと】
●左回りより、右回りが怖い。(右足はブレーキを踏んでいるから足を地面につけないからだと思う)
●連続の半クラッチ操作で、左手の指が痛い グーパーグーパーして感覚を取り戻す
左手が右手と同じように使えるように!バイクに乗ることでしか鍛えられないです
スクールが終わる頃には、みなさんヘトヘト。ミドルエイジ男性のかたも「バランスってすごいつかれるんですね〜」とおっしゃっていました。
当たり前ですよ!でも一番成果があるのが『バランス』コースだと思います
同じコースでも、ある程度のスピードを出せば簡単なんだそうです。けれど常に低速で走行しなくてはいけないとなると、バイクのバランスが崩れやすいから一気に難易度があがる。あんなに教習所時代恐かった低速小回りですが、少し自信がつきました。
ライディングスクール『バランス』へ行ってみての感想
低速走行が苦手な方は行ってみて損はない!と断言できます。スピードが遅ければ遅いほどいいという講習なので、後ろから追いつかれて焦る必要もありません。
今回のスクール中、わたしはさらに低速!に挑戦して1回コケました。ライディングスクールではバイクを借してくださるので、自分やバイクのバランスの限界というものをこうして知ることができるのが良いと思います。低速『バランス』の講習では、みなさんコケている方がとても多かったですよ。
みなさん、ツーリング中せまい駐車場から出る時に、サッと低速Uターンして出れたら『あいつやるな〜』てカッコいいでしょう!
教官がそんなふうに言っていて、スクール生のみなさんうなずいていました。